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俺とタモリと蕎麦屋

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生成AIというものはすごいもので、知らないことを気軽に調べられる。日に日に精度も上がっていて、普段遣いにはそう困らない。ふと思い立って、遠い日の思い出を探ってみることだってできる。

子供の頃に見ていた、幼児向けのテレビショウがある。

どうやら制作陣にかなりの音楽通がいたらしく、イカしたメジャー曲だけでなく、妙に渋い選曲もあった。使われていた曲を集めたプレイリストやら、アルバムやらもあるらしい。

俺が気になっていたのは、アフリカの民族音楽らしきモノだった。賑やかに囃し立てるような曲で、独特の掛け声が心地よい。何を言っているのかはさっぱりわからんが、とにかく気に入っていた。

大人になって、少しばかり自由になる小銭を手に入れてから、その曲を探したことがある。ところが、まぁ見つからない。

そもそもアフリカの民族音楽なんて、デカいCDショップか、そういう音楽に強い店にしか置いていない。曲名もわからない。おまけに何を言っているのかすらわからないんだから、店員に歌って聞かせようもない。

そのうち、探していたことすら忘れてしまった。

そんなある日、Google検索にAIモードがついたという話を目にした。

ふと思い出して、適当にプロンプトを打ってみる。あのテレビショウの名前と、アフリカっぽい音楽のこと。覚えているのはその程度だが、何か出るかもしれん。

で、出てきた答えが、タモリの「SOBAYA」だった。

あの、眼帯をつけて暴れていた頃のタモリ。

やられたよ。アンタだったのか。